Walter Jens

6月に90歳で亡くなった (Fachdienst Germanistik 07/13)。2004年頃から、認知症だったというから、その前年、NSDPへの関与をめぐるスキャンダルが起きたときには、すでに調子がおかしかったに違いない。

修辞学研究者であれば、記憶力には自負するところがあっただろう。ハンブルクのサッカーチームTSVの出場選手を常に諳んじていることを自慢していたという。