なにか忘れているような

ずっと、どこかでなにか変なものを見たような気がしていたのだが、今日、昼寝をしようとしたところで、思い出した。

昨日の古本屋さんだった。大判のケースを外して、小野十三郎『全詩集』を覗いてみたら、「ビンゲンのヒルデガルト」という詩が出てきたのだった。

いい詩だと思った。だが、どんなことが書かれていたのかまったく記憶がない。やはり、買うべし、ということなのか。なんだか、わざと忘れたような気もしなくはないが。