鈴木武樹訳『見えないロッジ・第一部』

ジャン・パウル=文学全集1(創土社

天牛堺書店にて購入。2巻揃いでゴム止め。各980円。

拾い読みしてみて、判ったことは何か? 

もし新訳を出すつもりなら、この翻訳は読まない方がいい。この文体で訳し始めたら、多分、この翻訳を超えることはできないだろう。この本が出たのは、1975年。さらにそれから40年あまりの年月を経て、なお、その先が見えないとはどういうことなのか?

ちなみに、訳者は、34年生まれということなので、当時41歳だったことになる。