2022-04-16 ミレニアム 坪内 祐三『古くさいぞ私は』が出たのは、2000年。この時点で、オールドタイプを自認していたところに、先見の明があったのかもしれない。コンピュータシステムに誤作動が生じると騒がれたのは、その前年だった。この頃には、パーソナルコンピュータがネットで繋がっていたのだ。 中上健次が亡くなって、すでに8年経過していたことになる(今年、没後30年)。いや、古くさくなっていることに気づいていなかったのは、私だけだったのか。