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ガウスの『数学日記』

高瀬正仁(訳、解説) 日本評論社

唯一理解できたのは、日記の空白期間。1801年に小惑星ケレスが発見され、ガウスは軌道計算に大いに寄与した。「数学」日記には、1801年10月から1805年8月30日まで、まったく記事がない。

記号の連なりを眺めれば、意味不明でありながらも、なんとなく頭が良くなったような気がしてくる。あるいは、数学者にとって、惑星軌道の計算など余事にすぎなかったのかもしれない。

 

与えられた二つの数の間にはつねに、無限に多くの算術幾何平均と調和幾何平均が存在する。これらの相互関係を完全に認識することは、われわれに幸福をもたらした。

[1800年6月3日、ブラウンシュヴァイク]