多和田葉子 白鶴亮翅

朝日新聞連載

なんだかドイツ社会文化講義みたいな話が続いている。
私が退屈するのは、ドイツのことを多少知っているからなのか。ひょっとすると、生物学に通じた人にとっては、『ドリトル先生』は全然おもしろくないのかもしれない。
白鶴亮翅の意味を調べるためにネットを調べたら、デジタル画面では、溝上氏の挿絵がカラーになっている。どんな挿画にも言えることではないのだろうが、白黒よりもカラーの方がいい。