J. S. Bach: Das Wohltemperierte Klavier (Teil II), Andreas Staier (Cembalo)

チェンバロがこれほどいろいろな音を出す楽器だとは思わなかった。バロック宮殿に反響するようなバシャーンという音に混じって、ギターのような音、琴のような音が聴こえてくる。
装飾音もよくよく聴いてみると、おもしろい。おそらく、よくよく聴かせるような演奏だからなのだろう。

https://www.br-klassik.de/themen/klassik-entdecken/alte-musik/kostprobe-staier-bach-wohltemperierte-klavier-100.html

第一集から18年後に作られた作品群は、作曲家にとって、若き日の自分との対決だった、という。なるほど。新しい世代の音、ギャラントな音楽なのかも。