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Siebenkäs. Ende der Vorrede und des ersten Bändchen

語り手ジャン・パウルは、パウリーネに、『ジーベンケース』第一巻、つまり、貧乏弁護士の結婚や、ドッペルゲンガーの友情の物語を読んでやっていた。しかし、娘の父親は、寝たふりをして、二人の様子を見張っていたのだった。家を追い出されたジャン・パウルは、「自我という明るい意識」を抱いて、氷の山に上る。

ところで、この作中の出来事は、1774年の大晦日ということになっている(『ジーベンケース』執筆は、75年)。フィヒテの『知識学の基礎』が出た年である。

「戦渦に満ちた年」とも書かれている。